バレンタインデーといえば、かつては女性からの告白を期待したり、義理チョコのお返しに頭を悩ませたりする日というイメージがありました。しかし、近年のZ世代の間では、バレンタインの楽しみ方が大きく変化しているようです。本記事では、Z世代のバレンタイン最新事情を徹底解説!
変化するバレンタインのカタチ
昔ながらのバレンタインのイメージは、もはや過去のものになりつつあるのでしょうか? 10代から50代の男性250人にアンケート調査を実施した結果、50代では約3分の2が「この3年間でバレンタインデーにプレゼントをもらったことがない」と回答しました。
「コロナ禍で人との接触が減った影響が大きい。年賀状と同じように、バレンタインの文化も衰退していくのでは?」(50代会社員)
「20年前は義理チョコのお返しに何を贈るか真剣に悩んでいたが、今は気楽になった」(50代会社員)
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一方、10代の回答では、約3分の2が「バレンタインデーにプレゼントをもらったことがある」と回答。この意外な結果の背景には、一体何が隠されているのでしょうか?
Z世代のバレンタインは「感謝と応援」の日
Z世代に特化したマーケティングリサーチ企業seamint.代表取締役社長の朝比奈ひかり氏によると、Z世代のバレンタインは「告白の日」から「感謝の気持ちを伝える日」へと変化しているとのこと。
友チョコ文化の浸透に加え、「推し」文化の影響も大きいようです。恋愛感情に限らず、友人や家族、そして「推し」への感謝や応援を伝える日として、バレンタインは新たな意味を持つようになりました。
自分へのご褒美チョコもトレンドに
さらに、Z世代のバレンタインでは「自分へのご褒美チョコ」も注目されています。頑張っている自分へのご褒美として、少し贅沢なチョコレートを購入する人が増えているようです。
自分へのご褒美チョコを選ぶポイント
朝比奈氏によると、自分へのご褒美チョコを選ぶポイントは「普段は買わないような高級チョコレートを選ぶ」「パッケージのデザインにもこだわる」「好きなブランドの限定商品を狙う」ことだそうです。
まとめ:多様化するZ世代のバレンタイン
Z世代のバレンタインは、もはや「告白」だけが目的ではありません。感謝の気持ちや応援の気持ちを伝える日として、また自分へのご褒美を楽しむ日として、多様化しています。
あなたも今年のバレンタインは、大切な人や自分自身に感謝の気持ちを込めて、チョコレートを贈ってみてはいかがでしょうか?