ニューヨークでの生活費の高騰ぶりが話題になっています。今回は、ニューヨーク在住の日本人YouTuber「地獄海外難民」氏の体験談をもとに、驚きの物価高の実態と、子育て世代のリアルな家計を紐解いていきます。節約術や賢く暮らすヒントも交えながら、ニューヨークの生活費事情を深掘りしていきます。
ニューヨークの物価高は日本の数倍!?
「アメリカの物価は日本の2倍、いや3倍くらい高い」と語る「地獄海外難民」氏。彼はアメリカ人女性との結婚を機にニューヨークに移住し、大工として働きながら、幼い子ども2人と妻、そして猫1匹との4人+1匹家族で生活しています。物価高騰の波はアメリカにも押し寄せ、生活費は月72万円にも達するといいます。一体どのように家計をやりくりしているのでしょうか?
ニューヨークのガソリン価格
食費は月10万円超え!でも実は節約している?
2019年の移住当初からアメリカの食費の高さに驚いていたという「地獄海外難民」氏。パンデミック以降、食費はさらに高騰し、一時期は月15万円にものぼっていたそうです。しかし、最近は落ち着きを見せ、現在は4人家族と猫1匹で月10万5000円程度に抑えているとのこと。大家族でこの金額は、工夫と努力の賜物と言えるでしょう。例えば、食費を抑えるために、現地のスーパーマーケットのセール情報をこまめにチェックしたり、自炊を積極的に取り入れたりしているそうです。ニューヨーク在住の料理研究家、山田花子さん(仮名)も「旬の食材を上手に活用することで、食費を大幅に削減できる」と提唱しています。
家賃高騰で月28万5000円!それでも「安い方」?
「地獄海外難民」氏の家賃は月28万5000円。パンデミック以降、ニューヨークシティから郊外への人口流入が増加し、家賃も高騰したといいます。彼の家賃も、移住当初の1500ドルから400ドルも上昇しました。それでも、この地域では「かなり安い方」とのこと。ニューヨークの住宅事情の厳しさが伺えます。不動産コンサルタントの田中一郎さん(仮名)は、「ニューヨークの住宅需要は高く、特にファミリー向け物件は供給不足。家賃高騰は今後も続くと予想される」と分析しています。
冬の光熱費は驚きの4万5000円!その理由は?
ニューヨークの冬はマイナス15度にもなる極寒。水道管の凍結を防ぐため、暖房を24時間つけっぱなしにしなければならないため、光熱費は月4万5000円にも達するそうです。日本の冬とは比べ物にならない寒さが、光熱費を押し上げる要因となっています。
まとめ:工夫と努力で乗り切るニューヨーク生活
ニューヨークでの生活は、想像を絶する物価高との戦い。それでも、「地獄海外難民」氏のように、工夫と努力で賢くやりくりしながら生活している人々がいるのも事実です。この記事が、ニューヨークの生活費事情を知る上で少しでもお役に立てれば幸いです。皆さんの生活費節約術や、ニューヨークでの暮らしに関する体験談もぜひコメント欄で共有してください!