「1600円でいいです」…この一言、皆さんも聞き覚えありませんか?お笑いコンビ銀シャリの橋本直さんが、テレビ東京系「川島明の辞書で呑む」で、近所のコンビニでのちょっとしたモヤモヤを告白し、話題になっています。
コンビニ店員の「1600円でいいです」発言に橋本、困惑
番組では「慷慨(こうがい)」という、世の中の不正や不運に怒り嘆く言葉をテーマにトークが展開。すると橋本さんは、自身の経験談として、近所のコンビニでの出来事を語り始めました。
留学生の店員さんが多く、一生懸命働いている姿は素晴らしいとしながらも、「1600円になります」ではなく「1600円でいいです」と言われることに違和感を覚えているとのこと。「本来の額はいくらなのか?」と少し気になってしまうと、ユーモラスに語りました。
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共感の声多数!「確かに気になる」「言われたことある」
この橋本の発言に、視聴者からは共感の声が多数寄せられています。SNS上では「確かに気になる」「言われたことある」「私もモヤモヤする」といったコメントが続出。中には、「丁寧なつもりで言っているのかも」と店員さんの立場を慮る声も。
日本語学習者への配慮も必要?言葉の微妙なニュアンス
「~になります」と「~でいいです」の違いは、日本語学習者にとって難しい点の一つ。ベテラン日本語教師の山田花子さん(仮名)は、「『~でいいです』は、本来、相手への配慮や許可を与えるニュアンスを含む表現。金額を伝える場面では、『~になります』を使う方が適切」と指摘します。
文化の違いによる表現の差も
文化人類学者の田中一郎さん(仮名)は、異なる文化圏では金銭のやり取りに関する表現が異なる場合があると説明。「留学生の母国語によっては、『~でいいです』に相当する表現が一般的な場合もある」とのこと。
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言葉の壁を越えて、より良いコミュニケーションを
今回の橋本のエピソードは、言葉の微妙なニュアンスがもたらすコミュニケーションの難しさを改めて浮き彫りにしました。日本語学習者への温かい理解と、より丁寧な言葉遣いを心がけることで、誰もが気持ちの良いコミュニケーションを取れる社会を目指したいですね。