女優の泉ピン子さん(77)が、新著「『終活やーめた。』元祖バッシングの女王の『ピンチを福に転じる』思考法」の出版記念会見を講談社で行いました。ユーモアたっぷりの発言で報道陣を沸かせた会見の様子と、故・西田敏行さんとの心温まるエピソード、そして自身の病との向き合い方について、jp24h.comが詳しくお伝えします。
泉ピン子、毒舌交じりに終活宣言?!
会見冒頭から泉節炸裂。「これが最後の取材だと思って来たんでしょう?」と報道陣に語りかけ、「私が死んだらこの写真を使ってね」と、毒舌を交えながらもユーモアたっぷりに終活宣言をしました。「終活やーめた」というタイトルですが、「終活するから死んじゃうんだよ」と、まだまだ元気な姿をアピールしました。
泉ピン子さん出版記念会見の様子
西田敏行さんとの深い絆と若かりし頃の思い出
しかし、みのさんと西田敏行さんなど、親交の深かった方々の訃報に触れると、寂しさをにじませました。特に西田さんとは、泉さんの結婚を後押ししてくれた恩人。若かりし頃は、西田さんと朝まで飲み明かすこともあったと懐かしそうに振り返り、「いい加減なもんだった」と笑いながらも、故人を偲ぶ様子が印象的でした。 女優・太地喜和子さんとの思い出も語り、当時の自由奔放な生活を赤裸々に明かしました。
慢性膵炎との闘病と強い意志
2016年にドラマ「ドクターX」で西田さんと共演した際には、慢性膵炎を患っていたことを告白。撮影中に激痛に襲われたものの、西田さんの怪我を考慮し、自身の病を隠していたというエピソードからは、彼女の優しさとプロ意識が垣間見えます。入院を勧められたものの、撮影を優先し、10日間の絶食で乗り切ったというから驚きです。
病と向き合う強い精神力
9年経った現在も、半年に一度CT検査を受けているとのこと。「すい臓がんで死ぬかもしれない」という不安を抱えながらも、「元気でいると思うと、自分の気持ち一つ」と、病気に負けない強い意志を表明しました。 食生活の改善や定期的な検査など、健康管理にも気を配っているそうです。専門家によると、慢性膵炎は早期発見と適切な治療が重要とのこと。(参考:日本消化器病学会ウェブサイト)
「ピン子節」で語る人生哲学
会見全体を通して、泉さんの明るく前向きな姿勢が印象的でした。新著「『終活やーめた。』」には、波乱万丈の人生を乗り越えてきた彼女だからこそ語れる、力強いメッセージが込められているのではないでしょうか。 ピン子節で語られる人生哲学は、多くの読者に勇気を与えることでしょう。
最後に、泉さんは「絶対ならない!」と力強く宣言。まさに「ピン子節」全開の会見となりました。 jp24h.comでは、今後も泉ピン子さんの活躍に注目していきます。