落語界に新たな風が吹き込む！ 五代目円楽の弟子であり、六代目円楽の弟弟子、そして三遊亭好楽を父に持つサラブレッド、三遊亭王楽が七代目三遊亭円楽を襲名しました。今回は、盛大に行われた襲名披露宴の様子や、その舞台裏をjp24h.comが独占レポート！ 祝賀ムード溢れる会場の熱気、そして豪華な顔ぶれが彩る宴の様子を余すことなくお届けします。
落語界の重鎮から若手ホープまで！豪華絢爛な披露宴
2月20日に都内で行われた七代目三遊亭円楽襲名披露宴は、600名を超える関係者が出席する華やかな宴となりました。落語協会からは林家木久扇師匠、柳亭市馬師匠、林家たい平師匠、柳家喬太郎師匠といったベテラン勢が、落語芸術協会からは春風亭昇太会長、三遊亭小遊三師匠、桂宮治師匠などの人気者が駆けつけました。
七代目三遊亭円楽
さらに、立川流からは立川志の輔師匠、立川談春師匠、立川晴の輔師匠も出席。東西の垣根を越えた交流もこの披露宴の魅力の一つと言えるでしょう。上方からは、桂文枝師匠、桂米團治師匠といった関西落語界の重鎮も駆けつけ、祝いの言葉を贈りました。講談界からは人間国宝の神田松鯉師匠、そしてテレビでも活躍中の神田伯山師匠も駆けつけ、会場に華を添えました。まさに、落語界を代表する錚々たるメンバーが集結した、歴史に残る一夜となりました。
祝儀袋の中身は？ 父・好楽が暴露！会場爆笑のエピソード集
披露宴では、父である三遊亭好楽師匠がマイクを握り、出席者へ祝儀の額を尋ねるという一幕も。漫才コンビ、おぼん・こぼんのおぼん師匠には「最初は10万円包もうと思ったけど、芸人仲間だから3万円にした！」というエピソードを披露。すかさず好楽師匠が「まさか、コンビで3万円！？」とツッコミを入れると、会場は爆笑の渦に包まれました。おぼん師匠は「それぞれ3万円です！」とタジタジの様子。
披露宴の様子
笑点メンバーの桂宮治師匠も、好楽師匠の質問攻めにタジタジの様子。同じテーブルの神田伯山師匠に「言っちゃえ、言っちゃえ！」と煽られ、ついに「30万円です！」とポロリ。会場にどよめきが起こると、「盛りました！」と茶目っ気たっぷりに訂正し、再び会場を笑いの渦に巻き込みました。
これらのエピソードからも、七代目襲名に対する周囲の期待と祝福の気持ちが伝わってきます。 今後の七代目三遊亭円楽の活躍に、落語界全体が大きな期待を寄せていると言えるでしょう。 新たな時代を担う若き噺家の、さらなる飛躍に期待が高まります。
