尹大統領、釈放後の第一食は愛犬とキムチチゲ!52日間の拘置所生活を終え、公邸へ

大統領選候補時代から公言している好物、キムチチゲを囲み、愛犬との再会を果たした尹大統領。52日間に及ぶ拘置所生活を終え、ソウル拘置所から大統領公邸へと戻ったその日の様子を詳しくお届けします。

拘置所から大統領公邸へ:温かい出迎え

3月8日午後、京畿道義王市のソウル拘置所を後にした尹大統領は、待ち受ける支持者への感謝の言葉を述べ、ソウル市龍山区漢南洞の大統領公邸へと向かいました。公邸では、妻の金建希氏をはじめ、側近たちが温かく出迎えたといいます。

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釈放後最初の食事:愛犬と囲むキムチチゲ

大統領府関係者によると、尹大統領は公邸到着後、早速キムチチゲの夕食を囲んだとのこと。大統領選候補時代にテレビ番組で自ら調理する様子を披露するなど、尹大統領のキムチチゲ好きは有名です。昨年5月の大統領府前芝生広場での夕食会でも、尹大統領特製レシピのキムチチゲが振る舞われたという逸話も。拘置所生活を経て、久しぶりに味わう好物の味は格別だったことでしょう。

愛犬との再会:喜びに満ちたひととき

尹大統領を待っていたのは、家族や側近だけではありませんでした。愛犬「トリ」も公邸で待機していたのです。1月の逮捕時にも「最後に愛犬を見ていきたい」と語っていた尹大統領。動物への深い愛情が伺えます。大統領府関係者によると、帰宅した尹大統領は尻尾を振る愛犬たちを次々と抱きしめ、喜びを噛み締めていたそうです。

拘置所生活と健康状態:読書と聖書に支えられた日々

52日間の拘置所生活は、尹大統領にとってどのような時間だったのでしょうか。大統領府関係者によると、健康状態は良好で、むしろよく眠れたため以前より健康になったとのこと。収監生活については、「大統領であっても学ぶことが多い場所。聖書を読み、過去に拘置所にいた知人たちのことを思い返した」と語っています。

国政への復帰:揺るぎない姿勢で国民のために

大統領室職員に対しては、「国家と国民のために、大統領室が国政の中心を支えてほしい」と指示。拘置所生活で得た経験を糧に、国政運営への強い意欲を示しました。韓国の食文化研究家で有名なパク・ミンジュン氏(仮名)は、「キムチチゲは韓国の国民食。釈放後の最初の食事にキムチチゲを選んだことは、国民との繋がりを改めて意識した表れではないか」と分析しています。

今後の展望:国民の期待と注目が集まる

キムチチゲと愛犬に癒され、新たな決意を胸に国政に復帰した尹大統領。今後の動向に、国民の期待と注目が集まっています。