韓国から日本への旅行客、三一節連休で23万人超え!円安効果で人気加速中

日本への旅行熱が再燃しています!今年の三一節(独立記念日)連休(3月1日~3日)には、韓国から日本へ向かう航空便の利用客が23万人を超え、昨年比で10.2%増加しました。これは、2019年の同時期と比べても15.1%増という驚きの数字です。

円安とビザなし渡航が追い風に

この旅行ブームの背景には、円安とビザなし個人旅行の再開が大きく影響していると考えられます。物価高騰が続く中、円安によって韓国からの旅行費用が抑えられるようになったことが、日本旅行の魅力を高めているようです。

altalt仁川国際空港の賑わい。多くの旅行客が日本へと旅立った。

仁川空港が人気の中心に

特に仁川国際空港は、今回の連休中に16万2235人が日本路線を利用するなど、まさに日本旅行ブームの中心地となっています。金浦、金海、済州、清州、大邱といった他の空港も利用客が増加しており、全国的に日本旅行への関心が高まっていることが伺えます。

ノージャパン以前の水準を上回る旅行者数

注目すべきは、今回の旅行者数が「ノージャパン」運動以前の2019年を上回っている点です。一時的に冷え込んでいた日韓間の旅行需要が、円安やビザなし渡航といった好条件によって再び活性化していることを示しています。

専門家の見解

旅行業界の専門家、例えば「キム・トラベル」社の代表取締役キム・スンウォン氏(仮名)は、「円安によって旅行費用が削減できるという認識が広まっていることが、日本旅行の人気を支えている」と分析しています。また、パンデミック後の旅行需要の変化も指摘し、「国内旅行よりも、日本や東南アジアといった海外旅行を選ぶ人が増えている」と述べています。

日本旅行の魅力再発見

日本は、独自の文化、美しい景色、そして美味しい料理など、多くの魅力にあふれた国です。今回の旅行ブームをきっかけに、韓国の人々が改めて日本の魅力を再発見し、日韓間の交流がさらに深まることが期待されます。

三一節連休全体の国際線利用客は81万448人で、昨年比7.7%増加しました。一方で、国内線利用客は12.5%減少しており、海外旅行への関心の高まりが顕著となっています。

この活況は、しばらく続く見込みです。日本への旅行を検討している方は、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。