Dmitry Antonov Darya Korsunskaya
[モスクワ 18日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は18日、ロシアによるウクライナ全面侵攻を受けロシアから撤退した西側の企業が、事業を安価に買い戻すことは認めないと述べた。
プーチン氏はモスクワで開かれたビジネスフォーラムで、撤退したロシア事業を買い戻す契約を持つ可能性のある西側企業を政府は監視しており、契約が発動された場合には慎重に検討すると表明。
ロシア事業を継続した企業を尊重するとした一方、政治圧力の下で事業を投げ売りし、撤退した企業については、同様の投げ売り価格で事業を買い戻すことは許可できないと述べた。
また、西側諸国によるロシアの個人や企業に対する制裁措置は一時的なものではないと指摘。国内企業に対し、貿易、決済、資本移動の完全な自由を期待するべきではないと警告した。