韓国の人気ガールズグループNewJeansが、米TIME誌のインタビューで「韓国が私たちを革命家にしようとしているようだ」と発言し、韓国国内で物議を醸しています。本記事では、インタビュー内容の詳細、韓国での反応、そして今後のNewJeansの活動について考察します。
TIME誌インタビューで波紋を呼ぶNewJeansの発言
2024年3月21日、ソウル中央地裁はNewJeansメンバーに対し、所属事務所との専属契約を無視した独自活動の禁止を命じる仮処分決定を出しました。TIME誌は翌22日、メンバーへのインタビュー記事を掲載。その中で、メンバーは「これが今の韓国の現実なのかもしれません。でもだからこそ、変化と成長が必要だと私たちは信じています。まるで韓国は、私たちを“革命家”に仕立てようとしているかのようです」と発言しました。この発言が、韓国国内で大きな波紋を呼んでいます。
NewJeansのメンバー
韓国弁護士からの厳しい指摘
NewJeansの熱烈なファンとして知られる韓国の弁護士、コ・サンロク氏も、この発言に懸念を示しています。コ氏は自身のYouTubeチャンネルでTIME誌の記事を取り上げ、「長年、多くの人々が努力して築いてきたシステムの上に立ち、その恩恵を受けてきた者として、本当に改革を望むのであれば、必ず守るべき道理がある。それは、先輩や仲間たちへの礼儀と尊重、そして自己犠牲なしには成し得ないものだ」とNewJeansを厳しく批判しました。
コ・サンロク弁護士「嫌韓発言にならないことを祈る」
コ氏はさらに、「プロデューサーのミン・ヒジン氏と同調して親会社を攻撃し、他のレーベルや所属アーティストも攻撃していた。ついには産業全体を否定し、最終的に裁判所まで無視して韓国社会全体を愚弄するような嫌韓発言に至ったのであれば、今後、彼女たちの居場所はどこにもなくなるだろう」と警告。NewJeansの今後の活動に暗雲が立ち込めています。
NewJeansの今後
コ・サンロク氏は、昨年9月のNewJeansの記者会見でも、所属事務所の親会社であるHYBEに対し「アーティストを単なる商品として扱ってはならない」と苦言を呈していました。今回の騒動を受け、NewJeansとHYBE、そして韓国芸能界全体の動向に注目が集まっています。
韓国の音楽評論家、イ・ジフン氏(仮名)は「今回の件は、KPOPアイドルの権利と責任について改めて考えさせられる出来事だ。若いアイドルたちが、自身の発言の影響力を理解し、責任ある行動をとることが重要だ」と指摘しています。
まとめ
NewJeansのTIME誌インタビューでの発言は、韓国社会に大きな波紋を広げています。今後の彼女たちの活動、そしてKPOP業界全体への影響が懸念されます。jp24h.comでは、引き続きこの問題を追跡し、最新情報をお届けします。