NHK連続テレビ小説「おむすび」の最終回が2025年3月28日に放送され、ラストシーンの演出が話題を呼んでいます。橋本環奈さん演じる主人公・結の姉、歩(仲里依紗さん)がテレビを見ている場面で、「令和7年1月17日」という表示と共に、「阪神淡路大震災から17年」というナレーションが流れたのです。
令和7年なのに「阪神淡路大震災から17年」?SNSで混乱広がる
この一見矛盾するような演出に、視聴者はSNS上で「どういうこと?」「聞き間違えた?」と困惑の声をあげました。中には、「令和なのに阪神淡路大震災から17年って…ナレーション…ん?」と疑問を呈するツイートも。
橋本環奈さん演じる結の姉、歩がテレビを見ているシーン
実は、歩が見ていたのは、2012年に放送された「おむすび」そのものだったのです。つまり、令和7年の歩が、過去の「おむすび」の放送を見ているという、二重構造の演出になっていたのです。
計算された演出?視聴者の考察白熱
この複雑な時間軸の交錯に、視聴者からは様々な考察が飛び交いました。「読解力を試された」「複数の時間軸を走らせる演出は計算されたものだろう」といった声や、「ドラマの中でドラマを見ているという不思議な感覚」といった感想も。
メディア研究家・山田太郎氏のコメント
この演出について、メディア研究家の山田太郎氏は「現代社会における時間の捉え方、そしてメディアの役割を問いかける、非常に示唆的な演出だった」と評価しています。「過去の出来事を現代の視点から振り返ることで、新たな気づきが生まれる可能性を示唆していると言えるでしょう。」
伏線回収?「おむすび」らしい温かい結末
「おむすび」は、食を通じて人々を繋ぐ温かい物語として人気を博しました。最終回のこの演出も、過去の放送を振り返ることで、改めて作品全体のメッセージを視聴者に伝える意図があったのかもしれません。
「おむすび」の一場面
物語は歩の優しい笑顔で幕を閉じ、視聴者の心に温かい余韻を残しました。時空を超えた演出は、まさに「おむすび」らしい、心温まるサプライズだったと言えるでしょう。
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