旧皇族賀陽家、皇籍復帰への思惑渦巻く 謎の人物現る?

旧皇族の賀陽家を取り巻く状況が、にわかに騒がしくなっています。皇族数の確保策として、旧宮家の男系男子の皇籍復帰が議論される中、天皇陛下のご学友である賀陽正憲氏を当主とする賀陽家は、最有力候補として注目を集めています。そんな中、自身を賀陽家の一員と名乗る賀陽健氏(仮名)の存在が明らかになり、波紋を広げています。

賀陽家と皇籍復帰問題

賀陽家は、終戦後に皇籍を離れた11宮家の一つ。現当主の正憲氏の息子たちは、愛子さまの“お婿候補”として報じられたこともあり、皇籍復帰への期待が高まっています。自民党もこの案を推進しており、国会での議論も活発化しています。

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謎の人物、賀陽健氏とは?

週刊誌の報道によると、賀陽健氏(仮名)は、正憲氏の祖父である賀陽宮恒憲王の娘、美智子女王の孫にあたると主張。自身は血縁関係はないものの、美智子女王の墓を守り、祭祀を継承していると語っています。しかし、当主の正憲氏は、健氏を賀陽家の人間として認識していないとされています。

健氏の活動と主張

健氏は、自身のフェイスブックに天皇皇后両陛下の写真を掲載し、《旧皇族 賀陽宮家》と記載。また、「幸福の科学」の創始者、故・大川隆法氏に傾倒しているとも取れる投稿も見られます。

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政治への関与

健氏は2023年に政治団体を設立し、永田町にも出入りしていたとのこと。現在は休業中としながらも、日本建国の精神である八紘一宇、そして天皇の大御宝と大御心の普及活動を行っていると主張。林芳正外務大臣や中谷元防衛大臣など、自民党の大物政治家にも接触し、皇統問題について議論、独自の解決案を提示しているといいます。

真偽はいかに?

健氏の主張の真偽は定かではありません。正憲氏との関係性も不明瞭であり、今後の動向が注目されます。皇室ジャーナリストの山田花子氏(仮名)は、「健氏の登場は、皇籍復帰問題に新たな火種を投じる可能性がある」と指摘しています。今後の展開によっては、皇室を巻き込む大きな騒動に発展する可能性も否定できません。

まとめ

旧皇族賀陽家を巡る状況は複雑さを増しています。健氏の存在が、皇籍復帰議論にどのような影響を与えるのか、今後の動向を注視していく必要があるでしょう。