【ワシントン=田中宏幸、池田慶太】米国のトランプ大統領は3日、前日発表した相互関税について、米国製造業の復活に向けた意義を強調した。関税引き上げを病気の治療のための手術に例え、「患者(米国)は重病だった。手術は完了した」と語った。
トランプ氏は大統領専用機内で記者団に、「製造業の喪失や工場閉鎖など多くの問題を抱えたひどい経済を(バイデン前政権から)受け継いでしまった」と説明。「解放記念日に手術を受け、今は落ち着くのを待っているところだ」と述べた。半導体や医薬品への関税も近く発表すると明らかにした。
これに先立ち、トランプ氏はワシントン近郊で記者団に、相互関税により6兆~7兆ドルが米国に流入するとの見通しを示した。「市場は活況となり、株価は上昇し、国は急成長するだろう」と語った。