中居正広氏、石橋貴明氏のセクハラ疑惑に揺れるフジテレビ

フジテレビを揺るがすセクハラ・性暴力問題。中居正広氏に続き、とんねるずの石橋貴明氏にも疑惑の目が向けられています。第三者委員会の調査報告書を元に、何が明らかになり、何がまだ闇に包まれているのか、詳しく見ていきましょう。

中居正広氏の性暴力と石橋貴明氏のセクハラ疑惑

第三者委員会の調査報告書は、中居正広氏による元フジテレビ女性アナウンサーA氏への性暴力を認定しました。卑劣な行為の数々が明るみになり、世間を震撼させています。

そして、その波紋は広がり、新たな疑惑が浮上しました。10年以上前に「有力な番組出演者」が同局の女性社員の前で下半身を露出したという事案です。当初、出演者の氏名は伏せられていましたが、「文春オンライン」が石橋貴明氏だと報じ、大きな波紋を呼んでいます。

中居正広氏に関する報道

報告書によると、石橋氏とされる「有力な番組出演者」は、元フジテレビ編成幹部B氏と共に女性社員を会食に誘いました。女性社員がトイレから戻ると、B氏らは既に退席し、出演者と二人きりになってしまいます。その後、一軒家のような建物の地下の部屋に連れて行かれ、そこで下半身を露出されたと報告されています。

女性社員は恐怖を感じてその場を去り、出演者は引き止めることもなく見ていたとのことです。第三者委員会は石橋氏にもヒアリングを打診しましたが、回答は得られませんでした。

石橋氏は食道がんの罹患を公表し休養中であることを発表した直後だったため、この報道は更なる衝撃を与えました。所属事務所はヒアリングの打診があったことを認めつつ、食道がんの検査等で多忙だったため応じなかったと説明しています。しかし、セクハラの有無については「分からない」と回答したとのことです。

報告書にはもう一人、「タレントU氏」という「有力な番組出演者」が登場します。2021年12月、中居氏、B氏と共に外資系ホテルのスイートルームで開催された会合に参加していました。この会合には、女性A氏を含む複数の女性アナウンサーやスタッフも参加していました。

この会合の最中、中居氏とU氏、そして二人の女性アナウンサーが部屋に残る状況が生まれました。そこで、中居氏から女性アナウンサーQ氏へのセクハラがあったと認定されています。U氏自身はヒアリングに応じておらず、代理人弁護士を通して情報漏洩のリスクや特定された場合の責任などを懸念する意向を示しました。

石橋氏とU氏は共に「有力な番組出演者」であり、ヒアリングに応じていないという共通点があります。しかし、報告書では「有力な番組出演者」という呼称で複数の別人を指していることが明記されています。

疑惑に関する報道

芸能関係者の間では、石橋氏とU氏は別人であるという見方が強いようです。しかし、石橋氏の実名が報じられたことで、U氏への関心も高まることは避けられないでしょう。

一連の疑惑は、フジテレビという組織の体質にも疑問を投げかけています。なぜこのような事態が繰り返されてきたのか、再発防止策はどうなるのか、今後のフジテレビの対応に注目が集まります。

これらの疑惑がどこまで真実なのか、今後の調査と情報公開が待たれます。jp24h.comでは、引き続きこの問題を追跡し、最新情報をお届けしていきます。