英国王室といえば、フォーマルな場での華やかなドレスやハイヒール姿が印象的ですが、実はスニーカーを愛用していることでも知られています。公務からプライベートまで、TPOに合わせてスニーカーを取り入れた、プリンセスたちの洗練されたコーディネート術をご紹介します。
キャサリン妃のエレガントなスニーカー使い
2020年9月:くすみピンクで上品カジュアル
キャサリン妃がスペルガの白スニーカーを履いて公務に出席。くすみピンクのパンツと合わせている。
キャサリン妃は、ロンドンの公園で行われた公務に、お気に入りのスペルガの白スニーカーで登場。シンプルなデザインのスニーカーと、くすみピンクのパンツの組み合わせが、上品で洗練された印象を与えています。派手すぎないピンクの色味が、妃の柔らかな雰囲気を引き立てています。「普段使いしやすい白スニーカーは、きれいめカジュアルを目指す大人の女性にぴったりです」とファッションスタイリストの佐藤さんは語ります。
メーガン妃の都会的なスニーカーコーデ
2019年2月:都会派モノトーンスタイル
メーガン妃がアディダスのスニーカーを履いてニューヨークの街を歩く姿。ベージュと黒のコーディネートに合わせている。
息子アーチー君の誕生を控えたメーガン妃は、ニューヨークでのベビーシャワーに出席した際、ベージュと黒のシックなコーディネートにアディダスのスニーカーを合わせ、洗練されたカジュアルスタイルを披露しました。都会的な雰囲気とアクティブさを兼ね備えた、まさにメーガン妃らしい着こなしです。「スニーカーを上品に着こなすポイントは、全体のカラーバランスを意識することです」とファッションアドバイザーの山田さんはアドバイスしています。
ダイアナ妃:時代を超越するアスレジャースタイル
1994年10月:スポーティシックのパイオニア
ダイアナ妃がチャンキーなダッドスニーカーを履いてジムに向かう姿。オーバーサイズのスウェットシャツとスパッツを合わせている。
ロンドンのジムに向かうダイアナ妃は、オーバーサイズのスウェットシャツにスパッツ、そしてチャンキーなダッドスニーカーを合わせたスポーティなスタイル。90年代らしいファッションセンスは、現代のアスレジャースタイルの先駆けとも言えます。「ダイアナ妃は、時代を先取りしたファッションアイコンでした」とファッションジャーナリストの田中さんは振り返ります。
王室のプリンセスたちのスニーカーコーデは、どれも個性的で参考になるものばかり。ぜひ、自分のスタイルに取り入れて、おしゃれを楽しんでみてください。