中居正広氏の突然の引退から3ヶ月。発端となった女性トラブル、そしてフジテレビとの関係は、今もなお芸能界全体を揺るがしています。今回は、この騒動が山下智久氏の主演映画にまで影響を及ぼしているという話題をお届けします。
中居正広氏とフジテレビ、泥沼の真相
2024年末に発覚した女性トラブルをきっかけに、中居正広氏は1月に芸能界引退を発表しました。このトラブルにはフジテレビの元編成部長も関与していたとされ、フジテレビは約80社ものスポンサーを失う事態に陥っています。
3月に公表された第三者委員会の報告書では、被害女性が元フジテレビアナウンサーであったこと、そして中居氏による“業務の延長線上”での性暴力が認定されました。
中居正広氏と木村拓哉
さらに、報告書には10年以上前に女性社員に下半身を露出した「有力な番組出演者」の存在が記されており、これが石橋貴明氏であったと週刊誌が報じるなど、波紋は広がる一方です。
中居氏側は第三者委員会の認定に抵抗感を示し、新たな弁護団を結成して反論を検討しているとの報道もあります。今後の展開が注目されます。
山下智久、フジテレビ映画への出演を保留?
この一連の騒動は、俳優・山下智久氏の活動にも影を落としています。山下氏は、フジテレビ製作の主演映画への出演を保留したと報じられています。
映画は、山下氏主演のドラマ『ブルーモーメント』の劇場版。気象災害に立ち向かう人命救助組織の活躍を描いた作品で、年内クランクイン予定でした。山下氏は『コード・ブルー』などでも人命救助をテーマにした作品に出演しており、『ブルーモーメント』劇場版にも前向きだったと言われています。
山下智久
しかし、“中居氏・フジ問題”を受けて山下氏サイドは出演を保留にしたとのこと。海外での活動も多い山下氏にとって、人権意識の高まりを背景に、現在のフジテレビとの協業はリスクが高いと判断したのかもしれません。
映画関係者の間では、「山下氏の決断は当然だ」という声も上がっています。芸能評論家の山田花子氏(仮名)は、「海外での仕事も多い山下さんにとって、今回の騒動は大きなイメージダウンにつながる可能性があります。出演を保留したことは、キャリアを守るための賢明な判断と言えるでしょう」と述べています。
フジテレビの未来は?
今回の騒動は、フジテレビの企業イメージを大きく損なう結果となりました。信頼回復には、徹底的な改革と透明性の確保が不可欠です。今後のフジテレビの対応に注目が集まります。
この騒動の結末、そして山下氏の今後の活動、フジテレビの再生。今後の展開から目が離せません。