メーガン妃、「殿下」の称号使用で波紋 私的利用で王室との約束違反は否定

メーガン妃が、英国王室離脱後も私的な贈り物に「HRH(Her Royal Highness/殿下)」の敬称を使用していたことが明らかになり、物議を醸しています。一体どういうことなのでしょうか? メーガン妃とハリー王子夫妻は、2020年1月に王室の公務から引退する際、「殿下」の敬称を使わないことに合意していました。しかし今回、アメリカの化粧品起業家への贈り物に添えられたカードに「サセックス公爵夫人殿下より」と記されていたことが発覚しました。

メーガン妃側、王室との約束違反を否定

メーガン妃からの贈り物メーガン妃からの贈り物

メーガン妃に近い情報筋は、この行為は王室との合意に違反するものではないと主張しています。夫妻は商業活動や公の場では「HRH」の敬称を使用しておらず、今回の件はあくまで個人的な贈り物であり、1年以上前の出来事であると説明しています。

メーガン妃のビジネス活動での称号使用は無し

情報筋によれば、メーガン妃が手がけるジャムや食品ブランド「As Ever」、Netflixの料理番組など、ビジネスシーンでは「HRH」の敬称は使用されていないとのこと。今回のカードは、化粧品起業家ジェイミー・カーン・リマ氏のポッドキャスト動画で公開されました。カーン・リマ氏は、精神的に辛い時期にメーガン妃からアイスクリームと手作りのストロベリーソースが届き、励まされたと語っています。

王室離脱と称号使用のルール

ハリー王子とメーガン妃は2020年に王室を離脱し、イギリスからカナダ、そしてアメリカへと移住しました。この際に、「HRH」の敬称の使用停止に合意しています。バッキンガム宮殿は当時の声明で、「サセックス公爵夫妻はもはや王室の公務を行うメンバーではないため、『HRH』の敬称を使用しない」と発表しました。

公的資金の受け取りも停止

夫妻は王族としての公的資金の受け取りも停止しています。しかし、この合意は称号そのものを剥奪するものではなく、その使用を制限するものです。今回のカードの件は、夫妻が私的な場面では依然として称号を使用していることを示唆しています。

アンドリュー王子のケース

同様に公務を退いているアンドリュー王子も、公の場では「HRH」の敬称を使用していませんが、称号自体は保持しています。

メーガン妃、ハリー王子との関係を語る

カーン・リマ氏のポッドキャストで、メーガン妃はハリー王子との関係についても触れています。「交際当初は誰しもがときめくもの。でも私たちはすぐに困難に直面した。交際開始からわずか6ヶ月で。」と語り、7年経った今はお互いを楽しむ余裕ができたと明かしました。

メーガン妃とハリー王子メーガン妃とハリー王子

メーガン妃は現在の状況を「ハネムーン期間のよう」と表現し、良好な関係をアピールしています。今回の「HRH」使用問題が、今後の夫妻と王室の関係にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。