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アメリカのトランプ大統領は9日、各国と協議している関税措置の見直しをめぐり、税率の最低基準は「10%」との認識を示しました。
トランプ大統領は9日、関税措置の見直しに向けた各国との協議をめぐり、「例外はあるかもしれないが、基準は常に存在する。しかし、基本的には最低10%という基準があり、中には我々に対し、長年やってきたように40%、50%、60%と、より高い場合もある」と述べ、「10%」を最低基準とする考えを示しました。
一方で、特別な条件を示した国に対しては、例外措置を取る可能性もあるとも述べました。
こうした中、アメリカのベッセント財務長官と中国の何立峰副首相が今週末、スイスで会談します。
トランプ大統領は9日、SNSで「中国への関税は80%が妥当だ」と投稿していて、「きょう示した数字がどう作用するか、見てみよう」と述べました。