プーチン氏、ウクライナと「直接協議」の用意 米欧首脳は停戦要求


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プーチン氏は異例の夜遅いテレビ演説で協議に触れ、「イスタンブールで直ちに、早くも来週木曜日に開始したい。イスタンブールは以前に協議が開催されて中断された場所だ」と発言。協議は「いかなる前提条件もなしに」行われるべきだと強調した。

「我々はウクライナと真剣な交渉に臨む用意がある」とも述べ、協議の狙いは「紛争の根本原因を取り除き」「長期的かつ持続的な和平の確立に至る」ことにあると言い添えた。

フランスのマクロン大統領によると、この提案の数時間前、ウクライナの首都キーウを訪問した独仏英とポーランドの首脳はプーチン氏に対し、12日から30日間の停戦に応じなければ「大規模制裁」に直面する可能性があると通告していた。

欧州の首脳らによれば、この要求はトランプ米大統領との電話協議を経て、ホワイトハウスの支持を得たうえで示されているという。

ロシアのペスコフ大統領報道官は欧州の首脳らによる停戦の呼びかけの直後、ロシアは「いかなる圧力にも屈しない」と表明した。

ペスコフ氏は「欧州は実のところ、公然と我々に立ち向かっている」と指摘。「一般論としては」プーチン氏は停戦案を支持するが、今回の提案には説明が必要な「多くの疑問点がある」と付け加えた。疑問点の内容については詳しく触れなかった。



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