アメリカのトランプ大統領は、ロシアのプーチン大統領との電話会談の後、停戦交渉の仲介から手を引く可能性に言及しました。
トランプ大統領
「プーチン氏に『(問題解決に向けた)行動を起こさなければならない』と伝えた。あなたができないと判断すれば、私は退くとも言った」
トランプ大統領は19日、プーチン大統領と約2カ月ぶりの電話会談に臨みましたが、アメリカなどが求めていた30日間の即時停戦は合意できませんでした。
トランプ氏は会談終了後、記者団に対し、プーチン氏に問題解決のために動き出すよう呼びかけたとしたうえで、事態に進展がなければアメリカは仲介から手を引く可能性に言及しました。
一方、ロシアへの経済制裁を強化しない理由について、「何かを成し遂げられるチャンスがあると考えているからだ」と述べました。
また、トランプ氏は、バチカンで停戦交渉を実施する案について、「素晴らしいことだ」と評価しました。
テレビ朝日報道局