【30,911円を8人で割り勘】すぐにできない人は数字に弱い二流。数字に強い人の「すごい最速の方法」の中身


● 割り勘計算、得意ですか?

 突然ですが、次の飲み会で「30,911円を8人で割る」シーン、パッと暗算できる自信、ありますか?

 PayPayなど割り勘しやすいツールが普及しても、現金での割り勘の場面はまだまだあります。しかも、30,911÷8=3,863.875円…と暗算には厳しい数字です。そこで今回は、サッと計算できるアイデアをご紹介します。

● 四捨五入しても難しいが…

 まずは改めて、「そのまま8で割る」とどうなるか考えてみましょう。最もオーソドックスな方法ですが、なかなか大変。暗算では元から相当できる人じゃないと難しいですね。
30,911 ÷ 8 = 3,863.875円。

 ここで「数字をまるめる!「四捨五入」テク」を使ってみましょう。
あらかじめ小数点以下を丸めて、計算を簡単にします。
30,911円 ⇒ 31,000円 ÷ 8 = 3,875
これでできる人もいるかもしれませんが、結構大変ですね。31000円が8で割りづらいことが要因です。

 では最後に、数字に強い人がやっている「すごい四捨五入テク」を紹介しましょう。

● 「割りやすい数字」にまるめればラク

 その名も、「倍数にまるめる!「四捨五入」応用テク」です。
さきほどは普通の四捨五入でまるめるときに30,911円⇒31,000円としましたが、あらかじめ8で割りやすい数にまるめるのがおススメです。つまり、31,000円ではなく、思い切って32,000円にするのです。

 そうすれば、計算式がぐっとラクになりますね。32,000÷8人ですから、1人4000円徴収すればよさそうです。これなら誰でも簡単です。

 ただ、1,089円の過払いが発生するのでそこの処理は別途考えましょう。「1人136円ほど返金」してもよいですし、だれか幹事の人などがもらう形にしてもよいかもしれませんね。

 ここで大事なのは、まずは「ざっくりの方向性を掴む」こと。そうすると、あとの計算がぐっと楽になるのです。数字がこわい人は、「1人4,000円」集めるという「倍数にまるめる」方法が特におすすめです。実は計算には、九九の知識しか使っていないんですよ!

 数字のしつけ方がわかっている方だと、いくつもの計算方法が浮かびます。みなさんのオススメの計算方法も、ぜひ教えてください!

 (本記事は『「数字がこわい」がなくなる本』に関する書き下ろし原稿です)

堀口智之



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