【AFP=時事】ロシア、ウクライナ両国は今週末、新たな捕虜交換を行う予定だったが、相互に遅延と妨害を非難する事態となり、実施されなかった。
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2日にトルコ・イスタンブールで行われた直接協議で、ロシアとウクライナは負傷兵と25歳未満の捕虜を全員解放することで合意した。双方で1000人超が対象となる。ロシアはまた、ウクライナ兵6000人の遺体を返還するとしていた。
しかし、ロシアは7日、ウクライナ側が遺体の引き取りに現れず、捕虜交換の日程にも同意していないと主張した。ウクライナ側も、ロシアが合意済みの捕虜交換条件を守らず、「汚いゲーム」をしていると非難した。
ウクライナ各地では6日夜から7日未明にかけてミサイルや無人機、爆弾によるロシア軍の猛攻を受け、少なくとも10人が死亡、数十人が負傷した。【翻訳編集】 AFPBB News