佳子さまブラジル訪問、注目の「憩の園」訪問着に問い合わせ殺到!ブランド明かすこだわり

ブラジルを訪問中の秋篠宮家の次女佳子さまの装いが大きな注目を集めている。特に、老人福祉施設を訪問された際に着用されていた華やかなワンピースには、ブランドへの問い合わせが相次ぎ、急遽再販が決まるほどの反響を呼んでいる。このワンピースのデザイン背景やブランドの歴史、そして隠されたこだわりについて、担当者に詳しく話を聞いた。

「憩の園」訪問と入居者との心温まる交流

ブラジル・サンパウロ近郊の日系人向け老人福祉施設「憩の園」に到着された佳子さまブラジル・サンパウロ近郊の日系人向け老人福祉施設「憩の園」に到着された佳子さま

ブラジルのサンパウロ近郊で、1958年に開設された日系人向けの老人福祉施設「憩の園」を訪ねられた佳子さま。7日午前(日本時間7日夜)に行われたこの訪問では、椅子に座る高齢者の前で自ら膝をつき、一人一人と丁寧に握手を交わされながら、しっかりと目を合わせて言葉をかけられた。花が咲いたような佳子さまの笑顔と、それに答えるように目尻に喜びのしわを寄せられた入居者の方々の姿は、非常に印象的な一幕だった。

話題となったカメリアプリントワンピースの詳細

この心温まる交流の場で佳子さまがお召しになっていたのが、神戸発のブランド「Viaggio Blu(ビアッジョブルー)」による「カメリアプリントワンピース」(税込み5万9400円)だ。ベージュの地に、白いカメリア(ツバキ)の花と鮮やかなグリーンの葉や木の実が上品に描かれたこの一着は、SNSを中心に瞬く間に話題となった。「華やかだけど派手ではない素敵なワンピース」「私も是非購入したい」「色合いがブラジルの国旗の色(緑)を意識しているように見える」といった称賛や共感の声が多数寄せられ、その関心の高さを示している。

日系人向け老人福祉施設「憩の園」で入居者の方々と交流される佳子さま。カメリアプリントのワンピースを着用されている日系人向け老人福祉施設「憩の園」で入居者の方々と交流される佳子さま。カメリアプリントのワンピースを着用されている

ブランド側も驚きと喜び、再販決定へ

同ブランドを展開するジャヴァコーポレーションのPR担当である越智樹里さんは、8日夜のテレビニュースで佳子さまが着用されているのを知り、大変驚いたという。「社内だけでなく、ワンピースの縫製を担当してくださった工場の方々からもご連絡をいただき、皆一様に驚きを隠せない様子でした」と語る。そして、「このような大変光栄な機会をいただき、なにより佳子さまに実によくお似合いでいらしたことが、スタッフ一同にとって大きな喜びとなっています」と、率直な心境を明かした。この大きな反響を受け、既に販売終了していたこのワンピースは再販が決定した。

品格と華やかさを兼ね備えたデザインの秘密

この話題のワンピースは、実は昨秋、クリスマスから年末年始にかけてのお出かけシーズンに向けて販売されたものだ。デザインの最大の特徴である白いカメリアの花のプリントは、京都の画家が手掛けた絵を元にしている。裾や袖口にあしらわれた上品なネイビーのパイピングや、首元のリボンディテールがアクセントとなり、一着で華やかさと好感度を両立させているのが魅力だ。一枚で着るだけで十分に華やかな印象を与えつつも、その上にコートやジャケットを羽織った際にも全体のバランスが崩れず、素敵に見えるように計算されてデザインされている点が、多くの人々に支持された理由と言えるだろう。

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