森公美子「実家はお金持ち」告白! 驚愕のお嬢様エピソード詳細

女優の森公美子(65)が、12日に生放送されたフジテレビの情報バラエティ番組「ぽかぽか」に出演し、自身の育ちについて詳細に語りました。かねてより囁かれていた「実家はお金持ち」というイメージについて、森公美子さん自身がその事実を認め、驚愕のお嬢様エピソードを次々と披露しました。

実家は仙台の有名ホテル経営

番組内で共演者から「実家はお金持ちっぽい」というイメージを振られると、森さんは迷うことなく「〇」の札を掲げ、これを肯定しました。森さんのご実家は、かつて仙台で旅館を経営されており、その後ホテルへと建て替えられたという名家です。そこには、名優として知られる森繁久彌さんや、プロレスラーのジャイアント馬場さんといった著名人も宿泊されたことがあると語りました。さらに、幼少期の元横綱である花田虎上氏、貴乃花光司氏の「若貴兄弟」を、ホテルのプールに連れて行ったエピソードも明かし、その交流の広さに驚きが広がりました。

森公美子さんがフジテレビ「ぽかぽか」で裕福な幼少期エピソードを語る様子森公美子さんがフジテレビ「ぽかぽか」で裕福な幼少期エピソードを語る様子

規格外の自宅と「お嬢様」な日常

ホテル経営とは別に、ご実家も非常に大きかったとのこと。その規模感を問われ、「車寄せがあるわけですから」と平然と答え、さらに「まず門から家まで20メートルありました」と具体的な距離を明かしました。番組のテロップでは、その広さが「15LDKほど」と紹介されました。驚くべきは、森さんの幼少期は「きょうだい一人一人にお手伝いさんと家庭教師」という環境だったこと。森さんは3人きょうだいでしたが、「ばあやさんというか、面倒を見てくれる方がいました」と話し、その影響で「いまだに掃除が下手」だと苦笑しました。家庭教師についても特別な存在で、なんと東北大学の医学部の学生だったそうです。そのおかげで、きょうだい全員が理数系に非常に強くなったとのこと。森さんは「私は英語を教えていました」と付け加えました。

「ゾウが見たい」父の一言でアフリカへ

さらに、森さんの規格外なお嬢様ぶりを示すエピソードとして、「ゾウを見るためアフリカへ行った」ことが明かされました。きっかけは、父親が「ゾウって足速いんだぞ」と言ったのに対し、森さんが「ゾウはデブだから遅い」と反論したことだったそう。父親は「それなら実際に見に行こう」となり、近所の動物園かと思いきや、実際には「南周りでパリに入って、そこからケニヤの方に見に行ったんです」と、その旅行のスケールに共演者は改めて仰天しました。現地では、ゾウは家族単位で行動するため危険だとして間近では見られなかったそうですが、宿泊していたバンガローに夜中キリンが現れたそうです。2階の窓から眺めていた森さんが、寝ていた父親にそのことを伝えると、「そこらへんの果物あげて帰ってもらいなさい」と返されたという、父親のユニークな対応も披露され、スタジオの笑いを誘いました。

近所で「ツケ」 子分を従える「親方」

また、幼少期に「お菓子はツケで購入していた」というエピソードについても言及。森さんは「昔の話ですからね、今はそんなことしてませんからね」と前置きしつつ、これが事実であることを認めました。「昔ツケという時代があったんですよ」とし、「近所のお店だとツケがきいて」と説明。「これ、うちにツケてくださいって言って、アイスクリームを子分10人ぐらいにハイハイハイって渡すんです」と語ると、共にゲスト出演していた歌手の岩崎宏美さんは「小学生でしょう?」と仰天しました。その子分たちからは、なんと「親方」と呼ばれていたことも明かし、再びスタジオを爆笑させました。

今回の「ぽかぽか」出演を通して、森公美子さんの実家が単なる裕福な家庭ではなく、地域の顔役とも言える名家であったこと、そしてその環境で育まれたユニークで規格外な幼少期の一端が詳細に明らかになりました。彼女の明るくパワフルなキャラクターの背景には、こうした特別な経験があったことが垣間見えます。