日本テレの豊田順子アナウンサーが6月末をもって同局を退社することがわかった。各局で人気アナウンサーの退社が相次いでいる。
豊田アナは1990年に同局に入社。「NNNニュース」など、主に報道番組やスポーツを担当してきた。2001年「9・11」米同時多発テロ、2011年「3・11」の東日本大震災は局内のスタジオから第一報を伝えた。
入社以来30年以上アナウンサーとして活躍。同局のバラエティー番組「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」の新人研修に密着した企画では、豊田アナが新人アナに正しく美しい日本語を指導する姿が話題に。23年6月から25年5月までアナウンサーやタレントなどを育成する総合エンタテインメントスクール「日テレ学院」に出向し学院長を務めるなど、近年は後進の指導に尽力してきた。
関係者によると、豊田アナは「多くの方々に支えられながらひたすら走り続けてきました。これからは自分のペースで、更に色々なことを面白がりながら挑戦し続けていこうと考えています」と話しているという。
永島優美アナ、椿原慶子アナ、西岡孝洋アナが今年3月いっぱいでフジテレビを退社。岸本理沙アナは6月いっぱいで同局を退社することを発表している。
宇内梨沙アナは3月いっぱいでTBSを退社。中川安奈アナは3月いっぱいでNHKを退社した。