兵庫県の斎藤元彦知事(47)が25日、県庁で定例会見を行った。
任期満了に伴う兵庫県三木市長選に政治団体「NHK党」党首で新人の立花孝志氏(57)が立候補したことに言及した。
同市長選に立候補した無所属で3選を目指す現職の仲田一彦氏(52=自民、公明推薦)との一騎打ち。立花氏は斎藤氏が再選された昨年11月の知事選期間中、斎藤氏の対立候補だった元同県尼崎市長の支持を表明した県内22市長の中に仲田氏も名前を連ねていたとし、「斎藤元彦知事に対して○か×かを争点にしたい」としている。
立花氏について「立候補されたことは承知している」と話し、立花氏の主張する“争点”について「どのような主張をされているかは承知していない」とした。
「○か×」について斎藤氏は「三木市長選ですから、今後の三木の地域活性を含めて、市政をどのようにしていくかをそれぞれの候補者が主張されたことを、有権者がどのように判断されるかだと思う」と述べた。立花氏への“支援”などについて「ないです」と断言した。