EU、「違法な」対ロ制裁で打撃受ける ロシアが主張


ロシア経済は2022年にマイナス成長となったものの、23年と24年は欧州連合(EU)よりも早いペースで成長した。

EUの欧州委員会は10日、ウクライナ侵攻を理由とする対ロシア第18次制裁案を提案した。ロシアのエネルギー収入、銀行、軍事産業を対象とする。

ペスコフ報道官は国営テレビに対し、マクロン仏大統領など西欧の指導者が制裁強化でロシアに停戦交渉を迫ると述べたことについて、ロシアに交渉を強いることができるのは論理と議論だけだと主張。

「われわれが違法と考える制裁パッケージを強化すれば、肩に当たる銃の反動も厳しくなる。これは両刃の剣だ」とし、EUが制裁を強化することは間違いないが、ロシアはそうした制裁に対する「耐性」を築いていると語った。

プーチン大統領は27日、EUの追加の対ロ制裁は欧州にさらに打撃を与えるだけだと主張。24年のロシアの経済成長率は4.3%だったが、ユーロ圏は0.9%だったと指摘した。



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