希良梨、抗がん剤治療後の体調を赤裸々に告白 「脚の痺れ、体力戻らず…」

骨盤リンパ節への転移が見つかり、ステージ3のがんを公表している女優の希良梨さん(44)が2日、自身のインスタグラムを更新し、抗がん剤治療を終えた後の体調について明らかにしました。

希良梨さんは先月20日、第6クールの抗がん剤治療を終えて退院。同29日の投稿では「退院後 最後の副作用を乗り越えて 数日前から、外に、やっと外出する事ができるようになりました」「6回の抗がん剤治療を終え 今は、生まれ変わった様な気分です」と報告していました。

希良梨さん(44)の公式インスタグラムより。抗がん剤治療後について語る希良梨さん(44)の公式インスタグラムより。抗がん剤治療後について語る

抗がん剤治療後の具体的な症状

この日の投稿で、希良梨さんは「普通に出かけられるようにはなったけれど 抗がん剤の副作用 脚の痺れ、筋肉痛、関節痛」が残っていると明かしました。さらに、「そしてやはり 体力はなかなか戻らない ということを外出すると思い知らされる」と述べ、体力の回復がまだ十分でない現状を報告しています。

脱毛への正直な気持ちと前向きな姿勢

体の不調に加え、外見の変化についても率直な心境を吐露しました。「お薬で調整すれば何とかなりますから それだけが救いですが 髪の毛も、眉毛もまつげも、一体、いつになったら生えてくるんだろう?」と、脱毛への不安を滲ませました。特に、「ウィッグは楽しんでますが、流石に、まつげや眉毛が全くないのはそれだけは、鏡を見るたびに がんに対してなのか 抗がん剤に対してなのか分からないけれど 恐怖感を思い知らされる」と、外見の変化が精神的負担となっていることを語っています。

しかし、希良梨さんは「でも、常に前を向いていく」と力強く記し、困難に立ち向かう決意を示しました。また、ファンへの感謝の気持ちも忘れず、「そして いつも皆さん、危なっかしいきらりんこを温かく支えて優しくずっと見守ってくださり 心から感謝致します いつも有難う御座います」とメッセージを送りました。

希良梨さんのこれまでの歩み

希良梨さんは1998年にドラマ「GTO」に出演し、注目を集めました。人気絶頂期の2000年に子宮頸がんを患ったことを機に活動を休止。2004年からは台湾を拠点に活動し、台湾人男性と国際結婚、出産を経験しました。2015年に芸能活動再開を正式に発表。2023年に離婚を公表し、現在は日本に帰国しています。昨年9月に自身のがん罹患を公表し、12月に手術を受けましたが、今年に入って骨盤リンパ節への転移が判明し、ステージ3と診断されていました。

まとめ

希良梨さんは、ステージ3のがんに対する抗がん剤治療を無事終え退院したものの、脚の痺れや体力低下などの副作用が続いていることを自身のインスタグラムで報告しました。外見の変化による精神的な辛さも明かしつつも、「常に前を向いていく」という強い意志と、ファンへの感謝を伝えています。治療を終え新たな段階に入った彼女の回復が待たれます。

ソース:希良梨さん公式インスタグラム投稿