お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之さんが、自身のラジオ番組「ナイツザ・ラジオショー」でプロ野球の試合時間について持論を述べました。大の巨人ファンとして知られる塙さんは、プロ野球の人気の低迷には試合の長さが一因であると指摘しています。
ニッポン放送「ナイツザ・ラジオショー」に出演したお笑いコンビ『ナイツ』の塙宣之さん
長時間試合を実体験
塙さんは最近、広島戦を観戦した際の実体験を語りました。その試合は12回まで進み、0対0のスコアレスドローに終わったとのこと。「凄かったよホントに」と振り返り、試合が長時間に及んだことに言及しました。
試合時間と人気低迷への持論
プロ野球の試合時間の長さが人気の低迷につながっているという一般的な見解に触れ、メジャーリーグがピッチクロックなどを採用している例を挙げました。バスケットボールやサッカーが2時間程度で終了するのに対し、プロ野球だけが際立って長いと指摘。「今まで延長15回だったのを12回にしたんだけど、リクエストもあったりして結局長いじゃん」と述べ、延長回数短縮の効果が他の要因で相殺されている現状に触れました。
試合中の本音
試合が長引く中、塙さんは思わず「広島も巨人もどっちでもいいから早く点取ってくれって。全然帰れないなっていう感じでしたね」という本音を漏らしたと語りました。観戦者としての正直な気持ちを吐露しました。
試合の質と時間について
一方で、塙さんはその広島戦について「でも試合は面白かったのよ、あと1本が出なくて、みたいな。それがまた投手戦で面白いんだけど」と、試合内容自体は興味深かったことを認めました。しかし、東京ドームの涼しい環境でも4時間という観戦時間は長く感じたと言います。この体験から、「そうすると東洋館の4時間半は長すぎるわ」と、お笑いの舞台と比べる形でユーモラスに締めくくりました。
塙さんの発言は、プロ野球の試合時間の長さがファンにとって負担となりうるという問題提起であり、人気回復に向けた課題の一つとして試合時間の短縮が重要であることを示唆しています。
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/7cd90938174fdb0c72b0859677f76876cd7ce127