米山隆一氏、参院選巡る山本恵里伽アナの「排外主義への危惧」発言を擁護

立憲民主党の米山隆一衆院議員が18日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、TBS山本恵里伽アナウンサーの参院選に関する番組発言に言及しました。この発言は、外国人政策を巡る議論の中で注目を集めています。

山本アナ発言への擁護と長谷川氏批判

米山氏は、「元フジ長谷川豊アナ TBS・山本恵里伽アナが犯した“ミス”指摘『テレビはアナウンサーが意見を言う場所ではない』」と題された記事を引用。参院選の争点となっている外国人政策を特集した12日放送のTBS系「報道特集」における山本アナの発言が問題視されたことを受け、「排外主義に危惧を呈した山本アナの発言は全く問題ありません」と私見を述べました。

米山隆一衆院議員、外国人政策と報道の自由に関する見解を述べる米山隆一衆院議員、外国人政策と報道の自由に関する見解を述べる

彼はさらに、「山本アナの発言が放送法4条に抵触するとして国会に呼ぶなどというのは、言論・報道の自由を侵す暴挙で、やってはいけません」と強く批判。そして「排外主義の尻馬に乗る長谷川氏の発言の方が、私は余程許しがたいものだと思います」と指摘しました。

山本アナの「想像力ある投票」訴え

山本アナは同番組内で、「外国人政策が争点に急浮上する中で、これまで注目されていなかった強硬な主張が急に支持を集める、あるいは排外的な、差別的な言葉がSNSで拡散していく現実に、正直すごく戸惑いを感じています」とコメント。続けて「実際に外国籍の人と全くかかわらずに生活している人はほとんどいないと思うんですよ。自分の1票が身近な人たちの暮らしを脅かすかもしれない。これまで以上に想像力をもって、投票しなければいけないと感じています」と語っていました。

米山氏の発言は、メディアの言論の自由と、参院選における外国人政策、排外主義の台頭という現代社会の重要な論点に対し、彼の明確なスタンスを示しています。

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