元サッカー日本代表GKの本並健治氏(61)が、2月19日放送のフジテレビ系人気番組「ジャンクSPORTS」に出演し、現役時代には明かせなかった“本音”を激白しました。特に、元日本代表FW・城彰二氏(50)の若かりし頃の行動に抱いていた「不満」が明らかになり、スタジオは爆笑に包まれました。
本並健治氏が語る「FWの喜び方」への不満
番組では、元サッカー日本代表選手たちが一堂に会し、「現役時代は言えなかった本音」をテーマにトークを展開しました。その中で、他のポジションに対して「イラっとしたこと」を問われた本並氏は、「FWの喜び方がムカつく」と率直な胸の内を吐露。ゴールを決めた際の派手なパフォーマンスが、GKにとっては複雑な感情を抱かせたことを明かしました。
本並氏は「FWは点を取ったら、めちゃめちゃ喜ぶんすよ」と、その光景を回想。さらに、三浦知良選手(鈴鹿)の代名詞である「カズダンス」にも触れ、「カズダンスとかダンスいらないじゃないですか」と冗談交じりに述べ、スタジオの笑いを誘いました。
ジャンクSPORTS出演時の元日本代表GK本並健治氏
城彰二氏の「宙返り」に怒り爆発!当時の心境とは
そして、話は共演していた城彰二氏に向けられました。本並氏は、城氏がルーキーだった頃の出来事を鮮明に記憶していました。「城がルーキーの時に僕から点を取って宙返りしよったんですよ」と当時を振り返り、「“18歳のクソガキが”と思いながら、何を宙返りしとんねんと…」と、長年秘めていた怒りをぶちまけました。その激しい口調とユーモラスな表現に、スタジオの雰囲気は最高潮に達しました。
城彰二氏の意外な弁明とスタジオの反応
本並氏からの思わぬ「暴露」に対し、城氏は自身の宙返りパフォーマンスを認めつつも、その背景には意外な事情があったことを弁明しました。「僕ね、本並さんが見えなかったんすよ」と回想し、「キーパーいなかったんですよ。無人のゴールで、ラッキーと思って決めたというね」と当時の状況を説明。ゴールが決まった際に、本並氏がボールを追ってゴールから離れており、事実上無人のゴールに蹴り込んだ形だったことを告白しました。
城氏のこのユーモラスかつ的確な弁明に、スタジオは再び大きな笑いに包まれました。長年の時を経て明かされた元日本代表選手たちの“本音”は、当時の彼らの人間関係や、プロとしてのプライド、そして何よりもサッカーへの情熱を感じさせる貴重なエピソードとなりました。
「ジャンクSPORTS」でのこのやり取りは、現役時代の緊張感とは異なる、選手たちの親密で人間味あふれる一面を垣間見せる機会となりました。
参照元:
- フジテレビ系「ジャンクSPORTS」2024年2月19日放送