「放送局占拠」櫻井翔主演ドラマ、”ツッコミどころ”満載が魅力?シリーズ最新作の注目点

嵐の櫻井翔さんが主演を務める日本テレビ系ドラマ「放送局占拠」が2025年7月12日(土)にスタートし、19日(土)には第2話が放送予定です。本シリーズは2023年の「大病院占拠」、2024年の「新空港占拠」に続く第3弾。櫻井さん演じる刑事・武蔵三郎が活躍するタイムリミット・バトル・サスペンスとして人気を集める一方で、その”ツッコミどころ”満載の演出が、一部の視聴者から「ネタドラマ」として注目されています。

「占拠シリーズ」とは?これまでの成功と特異な魅力

「占拠シリーズ」は、櫻井翔さん演じる武蔵三郎が、病院や空港など閉鎖空間で発生する立てこもり事件に挑むサスペンスアクションです。ハードなアクションシーンと、張り巡らされた伏線が次々と回収されていくスリリングなストーリー展開が、これまで多くの視聴者を惹きつけてきました。しかし、このシリーズのもう一つの大きな魅力として定着しているのが、その豪快で時に視聴者の予想を超える”ツッコミどころ”満載の演出です。これがネット上で大きな話題となり、ドラマをさらに盛り上げる独特の要素となっています。

日本テレビ系ドラマ「放送局占拠」に刑事・武蔵三郎役で出演する櫻井翔日本テレビ系ドラマ「放送局占拠」に刑事・武蔵三郎役で出演する櫻井翔

過去作「大病院占拠」「新空港占拠」を振り返る:ネットを騒がせた”名場面”

過去のシリーズ作でも、多くの「ツッコミどころ」が視聴者の間で話題となりました。例えば、「大病院占拠」では、爆破シーンやCG映像のクオリティが「チープすぎる」とSNSで盛り上がりました。また、比嘉愛未さん演じる主人公の妻が窓から落下するシーンでは、明らかに落下速度に武蔵が間に合っていないにも関わらず間一髪で救われるという、現実離れした展開が視聴者を驚かせ、「これはギャグなのか?」という声も上がりました。

2作目の「新空港占拠」では、武蔵の口癖「うそだろ…」が多用されすぎて、視聴者から「また言ってる!」とツッコミの嵐に。さらに、武蔵が至近距離で爆発に巻き込まれても無傷でピンピンしているなど、前作同様の”不死身ぶり”が健在で、そのリアリティの欠如が逆にシリーズの持ち味として認識されるようになりました。これらの演出は、視聴者がストーリーを真剣に追う一方で、思わず笑ってしまうようなエンターテイメント性を提供しています。

最新作「放送局占拠」も健在!第1話の”度肝を抜く”展開

そして、この「ツッコミどころ」の系譜は、最新作の「放送局占拠」にもしっかりと受け継がれています。第1話から、早速視聴者の度肝を抜くようなシーンが続出しました。

今作で武蔵は、警視庁刑事部に新設された立てこもり犯罪対策班「BCCT」に出向中という設定で、物語の冒頭ではバスジャック犯の制圧を担当します。爆弾を所持する犯人に立ち向かう武蔵は、作戦の失敗により人質と共に爆破に巻き込まれます。しかし、なぜか武蔵は元気な姿で人質を保護しながら生還。この衝撃的な展開は、何度見てもなぜ助かったのか理解に苦しむと、SNS上で大きな話題となりました。

さらに、占拠された放送局内でも、武蔵はとんでもない爆破に巻き込まれます。本来であれば重傷を負うであろう場面で、ここでも再び“不死身ぶり”を発揮し、ピンピンした姿で登場。これには、SNSでも「またか!」「やっぱり武蔵は不死身」といった総ツッコミが相次ぎ、早くもシリーズの真骨頂を見せつけました。

まとめ

「放送局占拠」は、櫻井翔さん主演のタイムリミット・サスペンスとして、その手に汗握る展開が魅力です。しかし、それ以上に、一見すると”荒唐無稽”とも思える、数々の「ツッコミどころ」満載の演出が、視聴者にとって独特のエンターテイメントとして定着しています。これらの「ツッコミどころ」は、単なる欠点ではなく、むしろシリーズの個性を際立たせ、視聴者がSNSなどで活発に意見を交わすきっかけを作り出していると言えるでしょう。今後も武蔵三郎の”不死身ぶり”と、予測不能な“ツッコミどころ”がどのように展開されるのか、引き続き注目が集まります。


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