[北京 23日 ロイター] – 記録的な暑さに見舞われている中国の当局は23日、電力供給が途絶するリスクがあると警告した。
エネルギー当局によれば、電力供給が困難に直面する一方で需要は急増し、先週初めて15億キロワットを超えた。
気象当局は「高温の天候は発電と供給に影響を与える」とし、水力発電が打撃を受け、太陽光発電の効率が下がると説明した。
3月中旬以降、気温が摂氏35度以上に達した日の数は過去最多。中部の河南省と湖北省、東部の山東省、南西部の四川省、北西部の陝西省と新疆ウイグル自治区では最高気温を更新した。
当局は必要な場合を除き屋内にとどまるよう高齢者に呼びかけたり、屋外労働者に「サウナのような日」には活動を縮小するよう求めたりしている。