厚生労働省は6日、第二次大戦後に旧ソ連に抑留され、シベリア地域で死亡した日本人計12人を特定し、都道府県別の出身地とともにホームページで公表した。これで抑留死亡者の特定はシベリア地域(モンゴル地域を含む)で4万361人となった。公表された12人は次の通り(漢字の字体は厚労省発表に基づく。敬称略)。
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【静岡県】朝日原昇、寺田豊次
【愛知県】長坂美(義)岳
【大阪府】矢野康弘
【福岡県】沖定雄
【大分県】甲斐義明
【熊本県】稲田茂
【鹿児島県】稲森嘉十、佐竹(武)榮悦、青木直章
【沖縄県】上原仁吉、新垣亀次郎