合同会社SOVAが新たに発表したガールズグループ「everglow.」について、既存の韓国アイドルグループとの名称やロゴの酷似が指摘され、同社は対応が確定するまで名称およびロゴの使用を一時的に控えることを公式X(旧ツイッター)で発表しました。この発表は、多くのファンの間で波紋を広げています。
新グループ「everglow.」発表と指摘の背景
合同会社SOVAは、東京都墨田区に拠点を置く複数のアイドルグループが所属する制作プロダクションです。同社は8月10日、5人組の新規ガールズグループ「everglow.」のメンバーを正式に発表しました。このグループは、9月20日には都内のライブハウス「Spotify O-Crest」でデビューライブを行う予定が組まれており、デビューに向けての準備が進められていました。
しかし、発表直後から、グループ名「everglow.」が韓国の6人組ガールズグループ「EVERGLOW」と酷似しているとの指摘が相次ぎました。さらに、グループのロゴデザインに関しても類似点が指摘され、SNS上などで疑問の声が上がっていました。
新アイドルグループ「everglow.」の公式X(旧Twitter)投稿。名称酷似問題に関するSOVAの発表。
SOVA側の対応と今後の見通し
これらの指摘を受け、SOVAは速やかに対応しました。同社は8月11日に公式Xを更新し、「弊社グループ『everglow.』の名称およびロゴにつきまして、多くのご意見を頂戴いたしました。いただいたご意見を真摯に受け止め、至急事実関係を確認し対応を検討しております」と報告。この声明の中で、同社は「対応の確定まで名称およびロゴの使用は控えさせていただきます」と明言し、混乱を避けるための措置を取ることを発表しました。
SOVAは今後、事実関係の確認と具体的な対応策の検討を進め、決定次第、公式Xを通じてファンに改めて報告するとしています。また、今回の事態により心配をかけたことに対し、ファンへのお詫びの言葉も述べています。
韓国グループ「EVERGLOW」の現状
一方、名称酷似問題の対象となっている韓国のガールズグループ「EVERGLOW」は、2019年にデビューしました。彼女たちはその高いパフォーマンス力と魅力で、K-POP界において確固たる地位を築いています。
韓国メディアの報道によると、今年5月には所属事務所YUE HUAエンターテインメントが6月での専属契約終了を発表したと伝えられました。しかし、これに対し、メンバーはグループの解散を明確に否定しており、今後の活動に注目が集まっている状況です。
結論
合同会社SOVAの新ガールズグループ「everglow.」は、デビューを目前に控える中で、既存の韓国グループ「EVERGLOW」との名称・ロゴ酷似問題に直面しました。SOVAはこの指摘を真摯に受け止め、迅速に名称とロゴの一時使用停止を決定し、今後の対応を検討しています。両グループのファン、そして業界関係者は、この問題がどのように解決されるのか、SOVAからの続報を注視していくことになるでしょう。