8月19日、元「NEWS」の手越祐也が10月期に放送される日本テレビ系ドラマ『ぼくたちん家』に出演することが発表され、大きな注目を集めています。約7年ぶりの連続ドラマ復帰となる手越ですが、公開されたビジュアル写真では金髪から黒髪へと大胆なイメージチェンジを図っており、ファンからは驚きの声が上がっています。しかし、その一方で、彼が公言している“タトゥー”がテレビドラマの表現においてどのように扱われるのか、懸念の声も上がっています。
及川光博が主演を務める完全オリジナルストーリーのホーム&ラブコメディ『ぼくたちん家』で、手越はゲイの中学教師役を演じます。連続ドラマへの出演は2018年の『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系)以来であり、彼の俳優としての活躍を期待する声が多数寄せられています。特に、これまでのトレードマークとも言える金髪から黒髪へと変貌した姿は、ソーシャルメディア上でも「手越って全然気づかんかった!」「髪黒いと別人級だな手越くん」といったコメントが飛び交うほど、新鮮な驚きを与えています。
手越は2020年に旧ジャニーズ事務所を独立して以降、一時期テレビでの露出が減少していました。しかし、2024年10月にはかつてレギュラー出演していた人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)にゲスト出演するなど、再びメディアへの露出を増やし始めています。今回のドラマ復帰も、彼の芸能活動における新たな転機として期待が高まる一方で、視聴者からの関心を集めているのが彼のタトゥーです。
手越の右腕と右手首にはタトゥーが施されており、自身のInstagramではそれを隠すことなく披露しています。近年、タトゥーを公表する芸能人は増えているものの、日本では未だに社会的な偏見や抵抗感が根強く、公の場での露出には慎重な姿勢が求められるのが現状です。最近でも、シンガーソングライターのあいみょんさんのタトゥーが物議を醸したように、芸能人のタトゥーに関する議論は後を絶ちません。手越自身もテレビ出演が増えるにつれて、SNS上では彼のタトゥーを気にする視聴者の声が多く見受けられました。今回のドラマのビジュアル写真では長袖を着用しているためタトゥーは確認できませんが、実際のドラマシーンでどのように描かれるのか、その表現方法に注目が集まっています。
7年ぶりドラマ復帰を果たした手越祐也、黒髪姿で新たな一面を披露
かつて手越と同じ事務所に所属し、同時期に活動していた元「King & Prince」の岩橋玄樹も、7月期のTOKYO MXドラマ『恋愛ルビの正しいふりかた』で7年ぶりに俳優復帰を果たしました。岩橋も肩から腕にかけて大きなタトゥーを入れていることで知られていますが、彼のドラマ出演時には、他の共演者が半袖のTシャツを着用する場面が多い中で、岩橋だけが長袖の衣装を着るシーンが目立ちました。このことから、SNS上では「タトゥーを隠すためではないか?」という指摘が相次ぎ、テレビ番組におけるタトゥーの露出の難しさを改めて浮き彫りにしました。手越の出演するドラマが10月期であることを考えると、季節柄、他の出演者も長袖を着る可能性が高く、岩橋のケースほど不自然さは生じないかもしれません。しかし、作品の内容やキャラクター設定によっては、タトゥーの扱い方が大きく問われることになるでしょう。
7年ぶりの連続ドラマ復帰となる手越祐也。黒髪という新たなビジュアルでどのような演技を見せ、彼のタトゥーが作品の中でどのように扱われるのか。その全てが、今後の彼の芸能活動、そして日本におけるタトゥーとメディア表現のあり方に一石を投じることになるかもしれません。
手越祐也の右腕と右手首に確認できるタトゥー、ドラマでの露出に注目が集まる
参考文献
- 手越祐也、7年ぶりドラマ復帰も “タトゥー” に懸念の声「実際のシーンではどうなるか気になる」 (Yahoo!ニュース)