トミーズ雅、「ダウンタウンチャンネル」月会費をまさかの“ポロリ”!?吉本新サービスに揺れる期待と憶測

お笑いコンビ「トミーズ」のトミーズ雅が、23日放送の毎日放送「せやねん!」に出演し、「ダウンタウン」(松本人志、浜田雅功)による新たなネット配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮称)」の月額会費について、思わず口を滑らせてしまう一幕があった。この突然の“ポロリ”発言は、お笑い界を代表するコンビが手掛ける新サービスへの注目度を一層高め、ファンの間で様々な憶測を呼んでいる。

トミーズ雅がダウンタウンチャンネルに関する情報を語る表情トミーズ雅がダウンタウンチャンネルに関する情報を語る表情

「ダウンタウンチャンネル」始動への期待と吉本の新戦略

番組では、11月1日にスタートすると報じられた「ダウンタウンチャンネル」のニュースを特集。進行役の山崎香佳アナウンサーが、ダウンタウンと同期である雅に「これって、何か同期として聞いている話はありますか?」と尋ねたところ、雅は「うん、あの、浜田から電話があって…ってあるか!」と、自らノリツッコミを入れる形で煙に巻こうとした。しかし、このやり取り自体が、雅が何らかの情報を掴んでいる可能性を示唆していた。

この話題に先立ち、18日には吉本興業が公式サイトで「コンテンツファンド」の組成を発表していた。同社は「今後につきましては、明石家さんま、ダウンタウンをはじめ、中川家、千鳥、かまいたち、マヂカルラブリー、チョコレートプラネット、渡辺直美、霜降り明星や、今後活躍が期待できる若手を含む弊社所属タレントがプロデュース・出演するコンテンツのほか、スポーツ選手のドキュメンタリーやオーディション番組などの制作を予定しており、海外へのフォーマット販売も視野に入れながら、順次拡大してまいります」と見通しを明らかにした。この発表内容が「ダウンタウンチャンネル」とどのように関連するのかが注目される中、雅は「これ(明記された芸人の名前)見たらね、ものすごい面白そうやんか。こんな感じでBSの番組(BSよしもと)始まったんちゃうん?」と、吉本の新たな動きに首を傾げた。

飛び出した“月額980円”発言の波紋

チュートリアル・徳井義実が「その辺で培ったノウハウとかを、全部ここ(ダウンタウンチャンネル)に使っていくみたいな感じなんじゃないですか」と推測すると、雅はこれを受けて「有料チャンネルを作る。BSは結局、ペイテレビじゃないからな。だから全然違うものが出来上がるよね」と、新サービスが従来の無料放送とは一線を画す有料コンテンツであることを強調した。そしてこの直後、「毎月980円とか言うてるやん」と、あたかも月額会費がすでに決定しているかのような具体的な数字を口にしてしまったのだ。

スタジオに一瞬気まずい空気が流れると、雅は慌てたように「知らんけど…」と付け加えた。山崎アナウンサーが「知ってるんですか?」と追及すると、雅は笑顔を浮かべたまま、それ以上は何も語らなかった。この沈黙は、彼の発言が単なる冗談ではなく、ある程度の信憑性を持っていることを示唆しているようにも受け取れる。

割引提案と今後の展望

山崎アナウンサーが「登録して見てみたいと思いますか?」と尋ねると、雅は「うん。何を言うかね」と返答し、視聴への意欲は示しつつも、具体的な購入意思については明言を避けた。さらに山崎アナが「いくらだったら?」と料金設定について踏み込むと、雅は「う~ん、なんぼにしようかなあ…」と口ごもり、適正価格について思案するそぶりを見せた。

これに対し、相方のトミーズ健が「俺ら吉本やし同期やし、割引とかあるんちゃうん?」と楽観的な指摘をすると、雅はすかさず「多めに払え!」とツッコミを入れ、スタジオの笑いを誘った。最後に雅は、現時点では情報が錯綜している「ダウンタウンチャンネル」について、「11月1日までまだ時間があるから、ここから整えていくんやろうな。ここから変わると思うわ」と、サービス開始に向けて情報がさらに調整されるだろうという見通しを語った。この発言は、吉本興業が展開するコンテンツ戦略と、それに伴う情報の流動性を示唆するものとして注目される。

参考文献

  • 東スポWEB