俳優の田中圭（41）が、世界各地のカジノを転々と巡り、ポーカーで生計を立てるという異色の生活を送っていることが明らかになった。韓国・チェジュ島での始まりから、アメリカ・ラスベガス、そして現在はスペイン・バルセロナへと舞台を移し、この2ヶ月間で3ヶ国を渡り歩き、既に数千万円規模の賞金を稼ぎ出している。まるで映画の主人公のような「ポーカー放浪」ぶりに、世間からは驚きの声が上がっている。
世界最大のポーカー大会で真剣な表情を見せる俳優の田中圭
世界最大の祭典「WSOP」での驚異的な活躍
ラスベガスで毎年開催される世界最大のポーカー大会「World Series of Poker（WSOP）」で、俳優の田中圭が約1700万円の賞金を獲得し、7月中旬に大きな話題となった。かつて女性スキャンダルで一時的に注目を浴びていた田中だが、「$1,000 No Limit Hold’em – Super Turbo」トーナメントで3位入賞を果たし、11万5295ドル（約1700万円）という高額賞金を手にした。これにはベテランポーカープレイヤーも驚きを隠せず、「田中さんがポーカーを嗜むとは知らなかった。いきなり大規模大会でこれほどの賞金を得るのは運だけではない、かなりの実力者だ」と、その専門知識と経験を高く評価している。
スペイン「EPT」参戦、バルセロナでの堅実な賞金獲得
田中圭のポーカーへの情熱は止まらない。約1カ月後の8月中旬には、彼がスペイン・バルセロナのカジノにいることが報じられた。「European Poker Tour（EPT）」という別の大規模ポーカー大会にも参戦中だ。ラスベガスでは「変装」していた田中だが、バルセロナでは金髪パーマにサングラス姿でオープンにポーカーを楽しむ姿が目撃され、写真が拡散。
金髪とサングラス姿でスペイン・バルセロナのポーカーを楽しむ田中圭
バルセロナでも彼は着実に結果を出しており、公式記録によれば、8月18日から26日までの間に、参加費1650ユーロ（約28万円）や2700ユーロ（約46万円）のトーナメントを含む計4回入賞。合計賞金総額は約339万円に達した。参加費を差し引いた利益は204万円に上り、WSOPのような一撃の高額賞金ではないものの、堅実に実力と経験を示している。
田中圭のポーカープレイヤーとしての活躍は、単なるギャンブルではない。ラスベガスのWSOP、そしてバルセロナのEPTで見せた確かな実力と経験は、彼が運だけでなく、高度な戦略と精神力を持ってポーカーに臨んでいることを証明している。俳優としての顔に加え、世界を股にかけるプロポーカープレイヤーという新たな一面が加わり、彼の今後の活躍から目が離せない。
