横山裕、24時間テレビマラソン完走で明かした壮絶過去と風間俊介の深い共感

SUPER EIGHTの横山裕(44)が8月31日、日本テレビ系「24時間テレビ48」のチャリティーランナーとして105キロを見事に完走し、多くの人々に感動を与えました。この「子ども支援マラソン」を通じて、横山は自身の複雑な生い立ちを明かし、児童養護施設や困窮家庭の子どもたちへの支援を呼びかけました。

番組の翌朝、「ZIP!」ではマラソンの舞台裏が特集され、月曜パーソナリティーを務める俳優の風間俊介(42)が、横山の決断とその背景にある「大きな覚悟」について深く語りました。

横山裕が語った壮絶な家族の歴史と支援への決意

横山裕氏は大阪出身で、3歳の時に両親が離婚し、母親に引き取られました。しかし、5歳で母親が再婚するも、その「2番目の父」とは関係がうまくいかなかったといいます。その後、母親はがんと診断され、再婚相手とも離婚。幼い弟たちは児童養護施設に預けられることになりました。横山は中学卒業後、進学を諦めて建設会社に就職。ジャニーズJr.としての活動と並行しながら、家計を支え、弟たちの生活費や学費を支援するという、並々ならぬ努力を続けてきました。母親は2015年に逝去しています。

風間俊介氏、横山裕のチャリティーマラソン完走への深いコメント風間俊介氏、横山裕のチャリティーマラソン完走への深いコメント

風間俊介が「種をまいた」と表現した横山裕の行動

旧ジャニーズ事務所時代から横山氏を知る風間俊介氏は、「彼は昔から本当に優しくて温かい人。自分のことをあまり表に出すタイプではないと思っていたが、今回、多くの人々に自身の生い立ちを語って走る姿は、伝えたい大きなメッセージと覚悟があったからこそ」と語りました。そして、「横山くんは種をまいたんだと思います。それがどういう風に育っていくかはこれからだな、と。これからが楽しみだなと感じてます」と、彼の行動が未来へと繋がる希望の種であると強調しました。

マラソン完走が示す希望と共感のメッセージ

横山裕氏の105キロ完走は、単なるマラソンの成果に留まらず、自身の過去を赤裸々に語ることで、困難に直面する子どもたちやその家庭への深い共感と支援の重要性を訴えるものでした。彼の勇気ある告白と行動は、多くの人々の心に響き、社会全体で子どもたちを支える意識を高めるきっかけとなるでしょう。この「子ども支援マラソン」が、未来に向けた希望の種となり、豊かな実を結ぶことが期待されます。

参考文献