三重県伊勢市を舞台にした東海テレビ製作の新春ドラマ「おかえり~とこわかの町・伊勢」に主演する女優・フィギュアスケーターの本田望結(みゆ)さん(15)が、ドラマ紹介のため県庁を訪れ、鈴木英敬知事にアピールしていた。
ドラマは来年1月2日午後2時~3時半に放送予定。伊勢神宮外宮近くの河崎地区にあるゲストハウスを舞台に、主人公の高校生役の本田さんが絵の道を志しながら悩む姿を母親役の大塚寧々さんや、客役の厚切ジェイソンさんらと演じ、随所に伊勢の街並みや風情を織り交ぜている。
撮影は今年11月末から12月上旬の8日間で、本田さんは「撮影中はすごく楽しく、ずっと幸せで、素敵な作品に仕上がりました。おみやげの赤福もちも、妹がとても喜んでくれました」と話した。鈴木知事は「ドラマを見て、伊勢へ来る人が増えるよう願っています」と感謝していた。
スケーターでもある本田さんは、4回転ジャンプを軽々とこなすロシア人女子選手たちの最近の活躍について「すごいと思う。私もじっくりと参考にしてがんばりたい」と話していた。