関西プレスクラブ 歌舞伎俳優、中村壱太郎さんがトーク「伝統は攻めてこそ守られる」

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関西プレスクラブで講演する歌舞伎俳優の中村壱太郎さん=28日午後、大阪市北区のヒルトンホテル大阪(薩摩嘉克撮影)

関西プレスクラブで講演する歌舞伎俳優の中村壱太郎さん=28日午後、大阪市北区のヒルトンホテル大阪(薩摩嘉克撮影)

 上方歌舞伎の花形、中村壱太郎(かずたろう)さん(29)が28日、大阪市北区で開かれた関西プレスクラブの新年会員交流会で、「受けつぎつなぐ上方歌舞伎」をテーマにトークを行い、「伝統は攻めてこそ守られる。ちょっと規格外の発想があってもいい」と歌舞伎の未来への思いを語った。

 壱太郎さんは上方歌舞伎の名門、中村鴈治郎さんの長男として生まれ、平成7年、大阪・中座で初舞台。19歳で、祖父で人間国宝、世界文化賞受賞者の坂田藤十郎さんの当たり役である「曽根崎心中」のヒロイン、お初を継承し、鮮烈な印象を残した。

 「僕は東京生まれですが、上方歌舞伎を演じるには上方ことばを使うのが絶対条件。もっと自由に使えるようになりたい」と言い、「上方歌舞伎の作品には、今も大阪に残る地名がたくさん出てくる。土地に根ざしたお芝居を、いつかその場所で演じてみたい」と夢を語った。

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