観光客のごみ引き取り好評…奈良市、1日平均12・1件

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 奈良市は、ペットボトルなどのごみを観光客から無料で引き取る「おもてなしエコ活動」の実証実験結果を発表した。市内の飲食店などと協力し、昨年10~12月の約2カ月半で千件近いごみを回収。観光客からも好評だったという。

 訪日外国人客の急増に伴い、市内で目立つようになったごみのポイ捨てを減らすのが狙い。中心市街地にある飲食店や観光案内所などの12施設が協力し、昨年10月12日~同12月27日、ごみを無料で引き取った。

 引き取ったごみは935件に上り、内訳はペットボトル(426件)が最多。空き缶(192件)、紙ごみ(181件)がこれに次いだ。1日あたりの平均引き取り件数は12・1件だったが、奈良国立博物館(同市)で開かれた「第71回正倉院展」期間中の土日祝は26・4件と大幅に増えた。

 観光客からは「ごみ箱が少ないので助かった」などと好評で、協力した店舗や施設からも「シカの誤飲防止の啓発につながる」といった声が寄せられた。仲川げん市長は「春のハイシーズンも見据え、来年度から恒常的な取り組みにつなげていきたい」と話した。

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