火災時の避難行動、VRで体験 京都市、京アニ事件受け新年度予算に計上

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 36人が死亡し、33人が負傷した京都アニメーション放火殺人事件を受け、京都市は13日、火災時の避難行動を仮想現実(VR)で学習できるコンテンツの開発を決めた。新年度予算案に関係予算を計上、市消防局は「事件の教訓を生かして、火災時に一人でも多くの命が助かれば」としている。

 事件では、3階建ての同社第1スタジオ(京都市伏見区)の1階に青葉真司容疑者(41)=殺人容疑などで逮捕状=がガソリンをまいて放火した。消防庁のシミュレーションでは、出火60秒後には100~300度の高温の燃焼ガスが2、3階フロアに充満したと推測されている。

 コンテンツは、事業所内で発生した火災の炎や煙から避難するとの内容で、ゴーグルを装着し、リモコンを使ってVR内を移動することで実際の避難行動を体験することができる。京アニ事件とは無関係だが、事件で救助された人への聞き取りなどを参考にして、より実際の火災に近い内容に仕上げる。

 計15セットを用意し、事業所や各地域での防災訓練で体験してもらう方針。市消防局の担当者は「VRなら実際に煙を発生させることなく、どこでも使用できる。より確実な避難行動につながれば」としている。

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