【ソウルからヨボセヨ】基地の町 日米に親近感

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氷上でヤマメ釣りなどを楽しむ韓国の人たち=8日、江原道・華川(ロイター)

氷上でヤマメ釣りなどを楽しむ韓国の人たち=8日、江原道・華川(ロイター)

 国際的に「世界3大雪祭り」といわれているのがあるらしく、札幌のほか中国のハルビンとカナダのケベックでのイベントがそうだという。韓国では近年、江原道・華川(ファチョン)の「ヤマメ祭り」を加えて「世界4大冬祭り」といっている。

 「華川」はソウル北東の山間部の田舎町で南北軍事境界線に近い。冬は川がガチガチに凍るので、川にヤマメを放流し、広大な氷の上でのヤマメの穴釣りや各種イベントなど“氷祭り”をやっている。毎年、100万人を超える人出でにぎわう。今や韓国を代表する冬の観光スポットになっているが、今年は暖冬で氷が十分凍らず、穴釣りは中止になってしまった。

 それでもご当地グルメへの期待もあるので今年も出かけた。ソウルからは電車とバスで約2時間。周辺には軍の駐屯地が多く「基地の町」でもある。町には軍人の姿が多く、食堂やコーヒーショップでもよく若い兵士たちと相席になる。

 釣りはできなかったがバスターミナル前に新しい店を発見し感動した。1つはビアホール風の「ニューヨーク夜市場」でもう1つは日本風メニューの食堂「ボリネ」。後者は「ボリの家」みたいな意味だが、看板に日本語のカタカナで大きく「ボリネ」と書かれているのはうれしい。基地の町だから日米に親近感?(黒田勝弘)

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