【ワシントン=住井亨介】米疾病対策センター(CDC)は24日、新型肺炎を引き起こすコロナウイルスの韓国での感染急拡大を受け、韓国への渡航注意情報を中国と同じ3段階中で最も厳しい「警告」に引き上げ、不要不急の渡航自粛を避けるよう呼びかけた。
CDCは、韓国に関する渡航注意情報を22日に3段階中の2番目の「警戒」に引き上げたばかりだった。
CDCは、14日以内に韓国を訪問し、発熱などの症状が出ている人は事前に電話をしたうえで医療機関を受診するよう求めた。
また、CDCは24日、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船、政府チャーター機で帰国した米国人300人以上のうち、感染者は36人となったと発表した。21日に18人の感染を発表しており、新たに18人がが確認された。
CDCは24日までに、日本と同じ「警戒」レベルに新たにイランとイタリアを指定した。