枝野氏、法整備に賛同意向　予算も「協力惜しまず」

　立憲民主党の枝野幸男代表は２９日、新型コロナウイルス対策で浮上している令和２年度補正予算や法整備に賛同する意向を示した。ツイッターに「緊急に必要な予算や法整備については、最大限の協力を惜しまないつもりだ」と投稿した。一方で「対応が遅れる場合には厳しく指摘していく」とも明記した。

　野党が対策費を盛り込むための２年度当初予算組み替えや、新型インフルエンザ等対策特別措置法の活用を訴え続けてきたとも主張。「安倍晋三首相が野党からの積極的な提言を無視し続けてきたことは、テイクノートする必要がある」と強調した。

　首相は２８日の衆院総務委員会で、新型インフル特措法を参考に法整備を検討し、早期成立のため野党の協力を求める考えを示した。