高輪ゲートウェイ駅 世界と日本をつなぐ玄関口に

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報道関係者に公開されたJR高輪ゲートウェイ駅=9日午前、東京都港区(萩原悠久人撮影)

報道関係者に公開されたJR高輪ゲートウェイ駅=9日午前、東京都港区(萩原悠久人撮影)

 JR東日本は、14日に開業するJR山手線と京浜東北線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」(東京都港区)周辺から隣の品川駅周辺までを「グローバルゲートウェイ品川」として、世界と日本をつなぐ玄関口(ゲートウェイ)とする考えだ。令和6年度までの開発地域だけでも都心部として最大規模。さらに、9年に開業予定のリニア中央新幹線の発着駅としての品川駅の役割も見据えたプロジェクトとする。

 JR東は6年度までの計画で、新駅西側の約9・5ヘクタールの地域を再開発する。オフィスや住宅、インターナショナルスクールなどが入る棟や、大規模な展示会や国際会議などのMICE(マイス)が可能な文化施設、オフィスビル、ホテルなど計5棟が建設される。

 6年度の街開き後には、品川駅により近い地区の再開発も進める。将来的には新駅周辺の高輪地区や品川駅までを徒歩で移動できる都市基盤を構築。成田空港や羽田空港とも直結する品川地区を、世界に向けた日本の玄関口とする。

 6年度までの再開発区域は都内で進む再開発の中でも最大規模の用地面積だ。森ビルが進める虎ノ門・麻布台プロジェクトの約8・1ヘクタール、三菱地所が主体となる東京駅前常盤橋プロジェクトの約3・1ヘクタールなどを上回る。品川駅周辺までも含めたグローバルゲートウェイ品川としての開発面積は約13ヘクタールとなる。

 ただ、新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、新駅前の再開発地域で9月まで開催予定だったイベントの延期が決まるなど、思わぬ冷や水も浴びている。感染拡大の終息が長引けば目標の6年度の街開きにも影響が及びそうだ。

(大坪玲央)

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