空港トイレに拳銃を置き忘れた巡査長を戒告処分 千葉県警


 千葉県警監察官室は18日、拳銃などをトイレに置き忘れた空港警備隊の男性巡査長(27)を同日付で戒告処分にしたと発表した。拳銃には実弾が入っていたが、使用された形跡はなかった。

 同室によると、巡査長は勤務の休憩中だった1月24日午後4時半ごろ、成田空港第3ターミナルの従業員用トイレの個室の床に拳銃や手錠などが付いた帯革を置き忘れた。約4分後にトイレを利用した航空会社の社員が気づき、空警隊の詰め所に連絡した。

 トイレなどで帯革を外す際は、本来、紛失防止のため、肩からたすき掛けにして、常に体から離さないようにする。巡査長は「考え事をしていて忘れた」と話しているという。

 山崎賢二・首席監察官は「警察の信頼を著しく損ねる行為だった。県民の皆さまにおわび申し上げる」とコメントしている。



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