運転免許更新手続き15日から休止 警視庁、コロナ対策





警視庁(写真報道局)

 警視庁は14日、新型コロナウイルスの感染防止対策として、指定警察署などで実施している運転免許の更新手続きを15日から当面の間休止すると発表した。更新期限を迎えるドライバーには、有効期間を3カ月間延長して対応する。

 有効期間延長の対象となるのは、更新期限が3月13日から7月31日までのドライバー。期限までに最寄りの警察署に申し出るか、運転免許本部に必要な書類を郵送して申請する。

 警視庁は更新手続きを鮫洲、府中、江東の各運転免許試験場と、神田と新宿の運転免許更新センター、都内12カ所の指定警察署で実施しており、1日平均約6千人が訪れている。更新手続きの休止は、クラスター(感染者集団)の発生を防ぐためだという。

 運転免許試験場や自動車教習所などで行っている高齢者講習と認知機能検査も15日以降はすべて休止する。すでに予約したドライバーには個別に連絡する。

 運転免許試験場での学科・技能試験は、仕事で早急に免許が必要などのやむを得ない事情がある場合を除き受験の自粛を要請。免許紛失による再交付や住所変更などの記載事項変更、失効による再取得の手続きは通常通り行う。



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