ミニシアター支援3億円超える


 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、窮地に立つ小規模映画館を支援するため設立されたクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」は、当初目標の3倍を超える約3億3千万円を集めて終了したことが16日、分かった。支援者は約3万人。

 基金には全国の103団体、118館が参加しており、1団体当たり約300万円が分配される見通し。基金は深田晃司、浜口竜介両監督らが発起人となり4月13日に発足。当初期限の5月14日にはアクセスが集中してサーバーが一時ダウンしたため、1日延長し15日まで支援を受け付けた。

 深田監督は「この金額は、これまで多くの映画ファンにかけがえのない思い出を残し、コロナ禍においてもそれをなくしたくないと思わせるだけの大切な仕事をしてきたミニシアターだからこそ集まった記憶と希望の結晶です」とコメントした。



Source link