「報ステ」富川アナが復帰 「お叱りを真摯に受け止め」





テレビ朝日の富川悠太アナウンサー

 新型コロナウイルスに感染し療養中だったテレビ朝日の富川悠太アナウンサー(43)が4日、約2カ月ぶりに「報道ステーション」にキャスターとして復帰した。

 番組の冒頭、紺色のスーツ姿で登場した富川アナは、神妙な面持ちで「感染拡大の防止を呼びかける立場にもかかわらず、番組内で私を含めまして5人の感染者が出てしまいました。改めておわび申し上げます」と頭を下げた。そのうえで「視聴者の皆さまからは、多くのお叱りのお言葉をいただきました。ひとつひとつ真摯(しんし)に受け止めています」と述べた。

 富川アナは4月3~4日に38度の発熱があったが、すぐに平熱に戻ったため6~9日は通常通り出演。再び体調が悪化して10日に入院し、11日にPCR検査で感染が確認された。21日の退院後は自宅で療養を続けていた。

 同局は感染防止策としてメインキャスターの2班制を継続するとしており、富川アナは当面は木・金曜日のキャスターを担当する。月~水曜日はフィールドリポーターとして取材活動を行う。



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